青色申告はネット副業に最適

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e-Taxでの確定申告に興味を持っている人の中には、ネット副業をやっている人も多いのではないでしょうか?実はネット副業と青色申告は相性が良いのです。もちろんネット副業以外の副業をやっている人にとっても青色申告は色々なメリットがあります。

今回は青色申告のメリットと、ネット副業との相性についてお話します。

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青色申告とは?

複式簿記方式で帳簿を付けて、税務署に所得を申告する制度のことです。

簡単な帳簿付け(お小遣い帳方式)で申告する白色申告に比べて、青色申告は少し煩わしい方式で帳簿をつける必要があります。その分、青色申告には色々なメリットがあります。そのメリットは意外に大きく、まだ始めたばかりで利益が少ない個人事業主(ネット副業、アフィリエイター等)にとってはかなり魅力的なものになります。

青色申告のメリット

(1) 必要経費の項目が多い
個人事業の登録を行わずネット副業等をサラリーマンが行っている場合、利益は雑所得として申告します。この時認められる必要経費の項目はあまりありません。

個人事業として登録して青色申告を行う場合は、認められる必要経費の項目が多くなります。電気代や携帯電話代、プロバイダー代を家庭使用分と事業使用分とで按分して計上することができます。売上げから必要経費を除いた額に対して課税されるので、経費が多くなれば節税になります。

ただし、事業として使っていないのに必要経費として計上することは脱税になりますので注意して下さい。例えば、家族の食事代、子供のために購入したマンガの代金を経費として計上することはNGです。

必要経費として認められるかわからない時は、税理士さんや税務署に相談して下さい。

(2)青色申告特別控除
複式簿記による帳簿付け、貸借対照表、損益計算書を作成提出することにより、最高で65万円の特別控除を受けることができます。つまり課税対象となる所得が最大65万円少なくなります。売上げが少ない時期はかなり嬉しでしょ。
※複式簿記でなく簡易簿記(お小遣い帳方式)の場合は、最大10万円の控除になります。

例えば、サラリーマンが副業の利益を雑所得として70万円申告した場合は、70万円に対して課税されますが、青色申告では特別控除が適用されて70-65=5万円に対して課税されます。利益が65万円以下なら課税対象額は0円です(マイナスにはなりません)。
支払う税額がかなり違ってきます。

(3)赤字を3年間繰り越すことが可能
前年度赤字で今年度黒字となった場合、黒字から前年度の赤字を差し引くことができます。その分課税額が減るので支払う税金も少なくなります。

ただし、赤字の申告をしていない場合は繰り越し適用はありません。赤字でも必ず青色申告を実施しましょう。

この他にもメリットはありますが、このくらいにしておきます。

青色申告のデメリット

(1) 事前の申請が必要
青色申告者になるためには、個人事業主として開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出して承認を受ける必要があります。白色申告者でかまわない場合は開業届だけでOK。

青色申告承認申請書を提出するには期限があります。

提出期限
1月15日以前に新規開業 青色申告対象年度の3月15日まで
1月16日以後に新規開業 開業から2ヶ月以内
白色から青色申告に切替 青色申告対象年度の3月15日まで

(2) 複式簿記、貸借対照表、損益計算書が必要
青色申告したいけど複式簿記なんて難しくてできないよと諦めている人は多いと思います。でも、今は会計ソフトという便利なアプリケーションがあるので心配することはありません。

売上げ発生、売上金の入金、経費の発注、経費の支払い等、お金の出入りの理由が発生した時と実際にお金が出入りしたタイミングで会計ソフトに入力すれば、複式簿記での記帳、貸借対照表、損益計算書を自動的に作成してくれます。

あとは、作成されたシートを見ながら確定申告書を作って青色申告をすれば良いのです。慣れるまではめんどくさいけど難しくはありません。

(3) 失業保険が出なくなる
サラリーマンで失業した場合、個人事業主として事業を行っている場合、失業保険が出ない可能性があります。事業(仕事)をやっているということは、失業状態ではないので当然ですね。

失業しそうな場合は、失業する前に廃業届を出しましょう。いや、副業が本業といえるくらい売上げが大きくなるように頑張りましょう!

ネット副業との相性

やっとネット副業との相性についての話しです。

(1) 仕入れがないので帳簿付けが簡単
例えばブログによる広告収入、YouTuber、アフィリエイターや無在庫でのネット販売サイトを運営している人は、仕入れが無いので帳簿付けが簡単になります。売上げ(収入)と機材購入費や電気代などを経費計上するだけで良いので、あのめんどくさい複式簿記が少し楽になります。

ネット副業を行う人は少なからずパソコンを使えるでしょう。会計ソフトを使用したり、帳簿付けでわからないことを検索することはそんなに抵抗がないと思います。

(2) 売上げが少なくても特別控除がある
メリットの欄でも書きましたが、ネット副業を始めたものの売上げが少ない人も多いとでしょう。そんな時強い味方になるのは青色申告特別控除です。ネット副業に限ったことではないですが、赤字、低売上の時こそ青色申告なのです。

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