電子証明書の取得

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※本記事は住基カードに付帯する電子証明書の取得方法です。2016年度以降はマイナンバーカードに付帯する電子証明書を取得することになります。詳しくは、「マイナンバーカードの取得方法(申請)」を参照して下さい。

マイナンバーカードの取得方法(申請)
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e-Taxで申告するするときは、電子証明書を使います。電子証明書とは、「申告書は申告者本人のものですよ」ということを証明するために使います。紙で申告するときハンコを押しますが、電子申告ではハンコを押すことはできませんので、代わりに電子証明書を使うんです。

ここでは、電子証明書はハンコの代わりと覚えてください。

では一般個人の場合、電子証明書はどこで作るのかというと、住民票のある市区町村役場です。なぜなら、住民基本台帳カード(住基カード)に電子証明書の機能が付いている(正確には付加する)からです。

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電子証明書取得の手順

(1)電子証明書(住基カード)の申し込み

まず、役所の住民課の窓口に行って下さい。住民票等を発行してもらう窓口です。e-Taxに必要と思い、税務課に行くと全く話しが通じないことになります。私の場合、最初に税務課に行ってしまい、「電子証明書って何ですか?」と逆に役所の人(税務課)に聞かれてしまいました。

さて住民課で住基カードを申込むときにも注意点があります。それは、「住基カードに電子証明書を付ける」ことを忘れずに言って下さい。これを忘れると、電子証明書が付いていない住基カードになってしまいますので。

★住基カード申し込みに必要な物★

申し込みに必要な物 コメント
ハンコ  認印でOK
本人確認書類  免許証、パスポート、保険証など
市役所、区役所により使える証明書が違います。
写真  写真付きの住基カードを作成するとき必要。
役所の人がデジカメで撮影してくれる所は不要。
委任状
代理人の証明書
 代理人による申し込みのとき


★発行までの日数と手数料(私の場合)★

発行までの日数と手数料は、住んでいる市町村により違ってくるようです。即日発行の所もあれば、1~2週間かかる所もあります。発行手数料も無料のと有料の所があります。

項目 コメント
発行までの期間  約2週間(市町村により違います)
発行手数料  住基カード発行:500円
電子証明書発行:500円
合計1000円(市町村により違います)

(2)電子証明書(住基カード)の受取り

即日発行してもらえない場合は、もう一度役所へ出向いていって受け取りをしなければなりません。代理人での受け取りを禁止している所もあるようなので、注意が必要です。私の場合は、役所の窓口で本人しか受け取りができませんでした(代理人禁止/郵送受取り禁止)。

住基カードを受け取ると、電子証明書用のパスワードなどいくつかのデータをカードに入力する必要があります。いくつか促されるままに入力をしていくので、内容を覚えておくのが大変です。手帳などにメモを取るようにしましょう。これらは、役所の窓口に準備されている専用の端末を使って入力していきます。キーボードを使えないような人でも大丈夫なように、50音配列/ABC順のキーパット(タッチパネルだったかも)になっています。キーボードが使える人は、とても使いにくいものでした。

(3)電子証明書の有効期限

電子証明書には有効期限があります。有効期限は3年間です。なので、確定申告の受付が始まってから電子証明書を作った人は、最大4回の確定申告に使用できます。早めに準備した人は、3回しか確定申告に使えない事態となります。電子証明書は確定申告の受付が始まってから作るのがいいでしょう。そんな訳で、このe-Tax入門ガイドでは、電子証明書の取得の説明は後回しになっていました。

電子証明書取得月 e-Taxでの確定申告時期
2009年2月 2010年2月 2011年2月 2012年2月
2008年12月 ×(2011年12月で期限切れ)
2009年02月

ちなみに、私の場合は「早めの準備を」と思い、12月に電子証明書を取得したので、3回しかe-Tax申告に使えません。。。有効期限が切れた場合は、役所に行って手数料500円を払って更新手続きをしなければなりません。一回分の損をしてしまいます。

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